弐百四拾年式年奉祝コンサート

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雅楽の東儀秀樹氏と、
津和野町出身のアーティストによる
トークを交えたコラボレーション・ステージ

平成25年11月17日(日)

津和野町民体育館
13:30開場/14:00開演



チケット 前売券/大人3,000円 小学生1,500円
     当日券/大人3,500円 小学生2,000円

出演者  ◎東儀秀樹(雅楽師) ◎帯名久仁子(箏) ◎焱太鼓(和太鼓)

主催   太皷谷稲成神社御鎮座弐百四拾年式年大祭奉祝事業実行委員会

協賛   津和野町・(一社)津和野町観光協会

窓口   一般社団法人 津和野町観光協会 ☎ 0856-72-1771


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東儀秀樹 とうぎひでき

1959年東京に生まれる。東儀家は、奈良時代から今日まで1400年間雅楽を世襲してきた楽家である。
父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。
1996年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、以後次々とアルバムをリリース。2000年「TOGISM2」で日本レコード大賞企画賞を受賞。
同年「雅楽」以降8度にわたり、ゴールドディスク大賞 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
2001年にはフランス親善大使を務める。02年蜷川幸雄演出「オイディプス王」で舞台音楽を担当し、読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。また03年公開の同監督作品「青の炎」(主演:二宮和也)で映画音楽を手掛ける。
各メディア・海外での活躍もめざましく、2001年NHK スペシャル「宇宙 未知への大紀行」の音楽全編担当、「メルセデスベンツ」、京セラ「CONTAX T3」、「リプトン・ザ・ティー」、「ロッテ グリーンガム」、「マクドナルド」、「黄桜 辛口一献」「大和証券」CM出演、曲担当などで活躍。
NHK大河ドラマ「篤姫」に孝明天皇役で出演、TBSドラマ「MR.BRAIN」には殺人犯、八木仁役、NHK23時ドラマ「ビターシュガー」(2011年)と、ドラマの出演も相次いだ。
他にもスペインサラゴサ万博参加など、ますますその活動の場が広がっている。
最近では、映画「源氏物語」(主演:生田斗真)にも一条天皇役として出演。
最新アルバムは、2012年3月に15周年記念アルバム「TOGI」をリリース。 全米と同時発売となった。 また、2012年3月、米国桜植樹100年開会式に招待され、 ワシントンのコンベンションセンター、ケネディセンターで 演奏しアメリカでも注目を集めた。
著書に『すべてを否定しない生き方』『雅楽:僕の 好奇心』などがある。 学習院女子大学非常勤講師、上野音大、名古屋音大、池坊短大客員教授、皇學館大學特別招聘教授、大正大学客員教授を務める。 また、乗馬、クレー射撃、バイク、クラシックカー レース参戦、ダイビング、陶芸、ギター、世界の民族 楽器の収集、イラスト、写真、マジックなど、幅広い 趣味人としても知られている。


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焱太鼓 ほのおだいこ [石川県]

1986年に第一期炎太鼓を結成。当初から海外の舞台に進出し、パリ、ロンドン、上海など世界主要5都市を巡回したワールド・ツアーをおこなった。女性のみによる編成ながら大太鼓を中心に据えたダイナミックなフォーメーションを特徴とし、女流太鼓チームとしては特異な構成で注目を集めている。現在は地下朱美、山田瑞恵、東川裕菜をメンバーとする。
山田瑞恵 やまだみずえ
津和野町出身。小学生の頃より地元の太皷チーム「つわの太皷」の創設メンバーとして活躍。その後、炎太鼓に移籍。天性のリズム感と積極的なキャラクターで、多彩な楽器を演奏。作曲や後進の指導にも手腕を発揮し、焱太鼓に爽やかな風を吹かせている。


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帯名久仁子 おびなくにこ

3歳より帯名操子(母)に箏の手ほどきを受け、10歳より地歌三絃を始める。琴三弦を後藤敦子・人間国宝 宮城喜代子・宮城数江他の各氏に師事。
また地歌研究の第一人者である中井猛氏に師事し、伝承者の少ない貴重な楽器である胡弓を習得する。
東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業、同大学院修士課程修了。NHK邦楽育成会修了。NHK邦楽オーディション合格。
1990年より隔年で故郷でのリサイタルを開催。宮城会アメリカ公演(ニューヨーク・シアトル・ロスアンゼルス)や国際交流基金助成によるタイ・ネパール公演、日独親善公演、日仏親善公演などの海外公演にも参加。
1994年発売のファーストCD「江戸小町」が銀座山野楽器店“邦楽CD売り上げ1位“を記録。また2002年に発売されたCD「HA~AKI&KUNIKO」はドイツのアコースティックミュージックより世界発売され、ヨーロッパ・アメリカの各種音楽雑誌にレビューが掲載される。「題名のない音楽会」「NHK古典芸術観賞会」などのTV番組や、NHK FM「邦楽のひととき」などのラジオ番組に出演。
音楽雑誌「Player」「アコースティックミュージックマガジン」「邦楽ジャーナル」に、自身の音楽活動が掲載。特に安定感のある十七弦の演奏は各方面から定評を得ている。
現在はアコースティックギターと箏のデュオ「AKI&KUNIKO」、尺八演奏家・藤原道山との和楽器ユニットを中心に、宮城合奏団、箏アンサンブル「彩音」のメンバーとしても精力的な活動を展開中。